平成30年7月豪雨活動記録

西日本豪雨災害4回目

8月18日(土)〜20日(月)

広島市安芸区矢野地区の災害ボランティアに同安居(どうあんご・修行の仲間のこと)の林泰延と行ってきました。 

この地区のほぼ中心を流れる小さな矢野川が氾濫し、矢野地区全域に土砂被害を及ぼしました。広島市内はほぼ被害はなかったようですが、そこからたった15分ほど走らせたこの地域での様子は全く違いました。

ここでは、友人の災害NPO旅商人:横山拓さんが被災直後からこの現場に入り、サテライトを運営しています。今回は拓さんの指示に従い活動しました。

3日間の作業は、ほぼ床下の泥出しで終わりました。正直、体力的に一番辛い現場でした。理由としては、重機を動かす人、床あげや解体をする技術系の人、被災家屋を確認してどんな作業が必要かを判断する現場コーディネーターが圧倒的に足りないからだと感じました。他の現場はそれらを担当する技術系プロボノ団体が入ることが多いですが、今回は西日本の広範囲に被害が及んでいることから中々手が回らない状況にあります。そのため、この現場はほぼ人力によって行われます。しかし、広島市内から近いにも関わらず一般ボランティアの数も少ない。圧倒的にマンパワーが足りない現場でした。

しかし、この現場はとにかく拓さんの周りに集まる人たちが明るく活動していました。それは、以前までずっと旅をしていた拓さんの繋がりや現在進行形で旅を続けている人などが集まり長期で活動をしています。みんなボランティアの経験はそんなにありませんが、それでも住民さんのために矢野地区復興のために辛い作業を明るく行なっていました。この明るさは住民さんも一般ボランティアさんにとっても活力になるのではないかと感じました。

拓さんは普段、埼玉県でコーヒーの路上販売などをしていて、今回も自身の移動販売車で被災地に駆けつけました。そのため、ボランティアベースでは移動販売車の周りが休憩スペースとなっていて、アイスコーヒーや抹茶ミルク、レモン酢などが無料で振る舞われていました。被災地だからこそ、みんなが集まれる空間、繋がりを持てる空間というのはとても重要だと感じます。これも単に拓さんの人望、人柄が作り出すものではないかと思います。

発災から1ヶ月半。以前猛暑の中での活動が行われています。報道は少なくなってきましたが、それでも現場は人もお金も足りていません。しかし、1人1人にできることは必ずあります。被災県に観光に行くことも復興に繋がります。もし、泥出しなどができない方は、コーヒーを振る舞うボランティアもあります。一人一人ができることを少しするだけで、今苦しんでいる現場が少しでも笑顔になれます。

一日でも早い矢野地区、西日本の復興を願い、また来月現地に入りたいと思います。

 

深澤亮道 合掌

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